『枕草子』の光と影―清少納言が遺した本当のメッセージ―

基本内容

受付終了

講座番号
01C32
開催日
2019/08/03(土)2019/08/31(土)
回数
全5回
受付終了日
2019/07/18(木)
定員
15名
時間
09:30~11:00
分野
教養を高める
受講料(割引受講料)
9,000円 (8,100円)
開催期
夏期
キャンパス
稲毛駅前センター

講座内容

日本古典の名著『枕草子』の印象的な部分と言えば、冒頭章段「春は曙」など、清少納言の快活な感性による記事ではないでしょうか。しかし、彼女が、この作品に託した本当のメッセージは、如何なることだったのでしょうか。本講座では、幾つかの章段を丁寧に読み解き、清少納言や彼女の仕えた中宮定子などを取り巻く歴史的な出来事にも目を向けながら、『枕草子』の本質に迫ります。なお、文法・語彙等の知識は不要です。

スケジュール

開講年月日 講義内容
1 2019/08/03 第一講 『枕草子』の謎―「春は曙」というセンス―
2 2019/08/10 第二講 清少納言が行成を好きな理由―「夜をこめて鶏のそら音は」歌の段―
3 2019/08/17 第三講 関白道隆にひれ伏す道長―中宮定子のかがやき―
4 2019/08/24 第四講 「都は晴れぬながめすらむと」―中宮定子のかなしみ―
5 2019/08/31 第五講 清少納言の覚悟―跋文の読解とまとめ―

講師紹介

柴田 まさみ
( 株式会社 カルチャー古典文学敬愛大学生涯学習講師)
大東文化大学大学院文学研究科 日本文学専攻 前期博士課程修了
大学院在籍中から文系科目の学習塾講師を務める。
大学院卒業後、株式会社カルチャー、八州学園大学公開講座講師として活躍。
特に「更級日記」に関する研究論文を多く執筆。

柴田 まさみ