平安時代の災害ドキュメント『方丈記』をひも解く
基本内容
受付終了
- 講座番号
- 01FC29
- 開催日
- 2020/01/25(土)~2020/02/29(土)
- 回数
- 全3回
- 受付終了日
- 2020/01/13(月)
- 定員
- 15名
- 時間
- 11:20~12:50
- 分野
- 教養を高める
- 受講料(割引受講料)
- 5,400円 (4,860円)
- 開催期
- 冬期
- キャンパス
- 稲毛駅前センター
講座内容
鴨長明は、「方丈」(=四畳半)の草庵から、福原遷都などの社会変動、養和の大飢饉や元暦の大地震などの災害に苦しむ人々のくらしを書き留めることによって、如何に生きるべきかを問うています。そのすがたは、東日本大震災などの災害に遭遇した私たちにも重なるのではないでしょうか。この講座で、「ゆく川の流れは絶えずして」と始まる『方記』をひも解き、鴨長明の言葉から、無常の世を生きるヒントを共に見出だしましょう。
スケジュール
回 | 開講年月日 | 講義内容 |
---|---|---|
1 | 2020/01/25 | 3.11と『方丈記』 |
2 | 2020/02/22 | 『方丈記』の世界 |
3 | 2020/02/29 | 「ゆく河の流れ」―鴨長明の想いと私たち |
講師紹介
- 柴田 まさみ
- ( 株式会社 カルチャー古典文学敬愛大学生涯学習講師)
- 千葉県出身
大東文化大学大学院文学研究科 日本文学専攻 前期博士課程修了
大学院在籍中から文系科目の学習塾講師を務める。
大学院卒業後、株式会社カルチャー、八州学園大学公開講座講師として活躍。
専門分野は、「蜻蛉日記」や「更級日記」等の平安女流日記文学。
現在敬愛大学生涯学習センター、千葉や埼玉のカルチャーセンター、京王友の会ほか、講師。
好きなことは、広義の帰り道にその街の駅そばでランチすること。街歩き、ご当地のお酒をいただきながらの乗り鉄、などなど。