旅の古典を読む3 『萬葉集』や『常陸国風土記』でめぐる房総~古代人の東国ロマンをひも解く~

基本内容

受付終了

講座番号
03FC18
開催日
2022/01/13(木)2022/02/10(木)
回数
全3回
受付終了日
2022/01/04(火)
定員
10名
時間
11:20~12:50
分野
教養を高める
受講料(割引受講料)
5,700円 (5,130円)
開催期
後期
キャンパス
稲毛駅前センター

講座内容

奈良時代後期に成立した『萬葉集』には「東歌(あずまうた)」という方言のままの歌が載り、房総の和歌も刻みこまれています。また、『常陸国風土記』は「常陸」とあるものの、北総を想起させる記述もあり、『俊頼髄脳』などは、鹿島神宮の「恋の帯占い」を伝えているのでした。本講座では、古代文学の房総世界をたゆたいつつ、『伊勢物語』や『更級日記』などに表れる「東国ロマン」とも言うべき宮廷人の東国への憧れに迫ります。


授業スケジュールは、進み具合によって変更する場合があります。

スケジュール

開講年月日 講義内容
1 2022/01/13 『萬葉集』「東歌」と『伊勢物語』「東下り」との交響
2 2022/01/27 『常陸国風土記』と「香取の海」―古代房総は水の都
3 2022/02/10 鹿島神宮と「恋の帯占い」―まとめにかえて

講師紹介

柴田 まさみ
(株式会社 カルチャー古典文学敬愛大学生涯学習講師)
大東文化大学大学院文学研究科 日本文学専攻 前期博士課程修了
大学院在籍中から文系科目の学習塾講師を務める。
大学院修了後、株式会社カルチャー、八州学園大学公開講座講師として活躍。
特に「更級日記」に関する研究論文を多く執筆。

柴田 まさみ