唐代の「サラブレッド」―馬とは何だったのか―

基本内容

受付終了

講座番号
01C19
開催日
2019/07/01(月)2019/08/05(月)
回数
全3回
受付終了日
2019/06/17(月)
定員
15名
時間
16:30~18:00
分野
教養を高める
受講料(割引受講料)
5,400円 (4,860円)
開催期
前期
キャンパス
稲毛駅前センター

講座内容

かつて、蒸気機関車と火器という二つの技術革新が起こる以前の時代には、「馬」は、陸上最速の移動手段であると同時に、強力な兵器でもありました。現代でいうところの乗用車、トラック、トラクター、戦車、これらの役目をすべて馬が担っていたのです。そのため歴代王朝は、「いかにして質の良い馬を確保し、運用するか」という問題に、熱心に取り組みました。中国の唐王朝では、馬はどのように飼育され、管理されていたのでしょうか。そして馬は、どのように国を支えていたのでしょうか。現代のサラブレッドとはちょっと違う、昔の馬の話です。

スケジュール

開講年月日 講義内容
1 2019/07/01 国内における馬の飼育と、良馬の選抜方法について
2 2019/07/22 皇帝専用牧場の変遷と、政変との関連について
3 2019/08/05 国内に張り巡らされた交通網と、その馬について

講師紹介

林美希
(早稲田大学非常勤講師)
最終学歴 早稲田大学大学院文学研究科 人文科学専攻東洋史学コース 博士後期課程 取得学位名:博士(文学)取得大学:早稲田大学
早稲田大学教育・総合科学学術院 非常勤講師 公益財団法人 東洋文庫 研究部非常勤職員として活躍中。