室町・戦国時代における軍記物語の改変 ―『保元物語』『平治物語』の場合―
基本内容
受付終了
- 講座番号
- 01C28
- 開催日
- 2019/07/23(火)~2019/08/06(火)
- 回数
- 全3回
- 受付終了日
- 2019/07/09(火)
- 定員
- 12名
- 時間
- 14:20~15:50
- 分野
- 教養を高める
- 受講料(割引受講料)
- 5,400円 (4,860円)
- 開催期
- 夏期
- キャンパス
- 稲毛駅前センター
講座内容
「軍記物語」に分類される文学作品は、誕生して終わりではなく、その後も改作され続け、人々に読まれてきた歴史を持ちます。本講座では、社会の動乱の顛末を題材とした『保元物語』『平治物語』を対象に、その中の感情表現に焦点を当て、鎌倉時代に物語が成立した後も記述が変化していく様子を捉えていきます。それにより、室町・戦国時代という、実際の社会の動乱期における軍記物語の在り方を考えていきます。
スケジュール
回 | 開講年月日 | 講義内容 |
---|---|---|
1 | 2019/07/23 | 『平治物語』における涙
|
2 | 2019/07/30 | 『保元物語』における笑い |
3 | 2019/08/06 | 室町・戦国時代における軍記物語の在り方 |
講師紹介
- 滝澤 みか
- (日本学術振興会 特別研究員(PD))
- 早稲田大学文学部卒業後、早稲田大学大学院日本語日本文学コース修士課程修了、博士後期課程満期退学。博士(文学)。早稲田大学文学学術院非常勤講師などで勤務。現在、日本学術振興会特別研究員(PD)。