コロナ禍の今だからこそ聞きたい 疫病の平安文学史

基本内容

受付終了

講座番号
02FC8
開催日
2020/10/05(月)2020/11/02(月)
回数
全3回
受付終了日
2020/09/22(火)
定員
10名
時間
15:20~16:50
分野
教養を高める
受講料(割引受講料)
5,700円 (5,130円)
開催期
後期
キャンパス
稲毛駅前センター

講座内容

新型コロナが猛威を振るっていますが、私たちの先祖もそういう災禍に見舞われていました。奈良時代後期の天平の疫病大流行では、政権の中枢を担っていた藤原四兄弟が亡くなり、世間は震撼しました。また、平安時代前期にもインフルエンザと思しい疫病が大流行。結果、不慮の死を遂げた御霊に祈りを捧げる「御霊会」が行なわれるようになります。古典文学に書かれた疫病のすがたを通じて、私たちにはいま何ができるのか、考えゆきます。

スケジュール

開講年月日 講義内容
1 2020/10/05 天平の疫病大流行―天然痘の悲劇
2 2020/10/19 御霊会と祇園祭のワケ
3 2020/11/02 疱瘡(もがさ)と平安貴族の格闘

講師紹介

柴田 まさみ
( 株式会社 カルチャー古典文学  敬愛大学生涯学習講師)
大東文化大学大学院文学研究科 日本文学専攻 前期博士課程修了
大学院在籍中から文系科目の学習塾講師を務める。
大学院修了後、株式会社カルチャー、八州学園大学公開講座講師として活躍。
特に「更級日記」に関する研究論文を多く執筆。