忘れ得ぬ優しさと、悲劇ゆえの愛執と『讃岐典侍日記(さぬきのすけにっき)』を読み解く

基本内容

受付終了

講座番号
03C13
開催日
2021/08/23(月)2021/09/27(月)
回数
全3回
受付終了日
2021/08/09(月)
定員
10名
時間
15:20~16:50
分野
教養を高める
受講料(割引受講料)
5,700円 (5,130円)
開催期
前期
キャンパス
稲毛駅前センター

講座内容

平安時代末期、宮廷を健気に生き抜かんとした女性・藤原長子は、堀河帝に仕える典侍(ないしのすけ)でした。讃岐典侍と呼ばれた彼女は、心優しい帝に惹かれてゆきますが、嘉承2(1107)年、帝は病によって崩御してしまいます。愛する人を喪った彼女は如何に生きようとしたのでしょうか。愛執の文学と言われて久しい隠れた名作『讃岐典侍日記』を通じて、運命のその人に遺された人間は一体どうなるのか、その真相に迫ります。


授業スケジュールは、進み具合によって変更する場合があります。

スケジュール

開講年月日 講義内容
1 2021/08/23 愛する堀河帝の死と〈われ〉
2 2021/09/06 忘れ得ぬ帝とその子・鳥羽帝と
3 2021/09/27  讃岐典侍・愛執の果てに

講師紹介

柴田 まさみ
(株式会社 カルチャー古典文学敬愛大学生涯学習講師)
大東文化大学大学院文学研究科 日本文学専攻 前期博士課程修了
大学院在籍中から文系科目の学習塾講師を務める。
大学院修了後、株式会社カルチャー、八州学園大学公開講座講師として活躍。
特に「更級日記」に関する研究論文を多く執筆。

柴田 まさみ