本当の幸せをつかむ女君のストーリー 『源氏物語』三大醜女の生き方

基本内容

受付終了

講座番号
04C13
開催日
2022/05/20(金)2022/06/17(金)
回数
全3回
受付終了日
2022/05/08(日)
定員
6名
時間
15:20~16:50
分野
教養を高める
受講料(割引受講料)
5,700円 (5,130円)
開催期
前期
キャンパス
稲毛駅前センター

講座内容

『源氏物語』三大醜女(しゅうじょ)と言えば、空蟬、末摘花、花散里。
空蟬は、光源氏との逢瀬の直前に衣だけを残して逃亡した女君として、
末摘花は古風で学があり、宮家出身で家柄は良いものの、
普賢菩薩の乗物のような長い鼻で青白い肌の珍奇な女君として、
花散里はいわゆる色香のない女性として登場しますが、
実は、物語の中で幸せだったのは彼女たちではないか、
本講座では、そんなお話をしつつ、人生の幸せとは何か、考えます。

スケジュール

開講年月日 講義内容
1 2022/05/20 空蟬――遅すぎた青春と光源氏の救い 
2 2022/06/03 末摘花――ずっと待ち続けた幸せの光
3 2022/06/17 花散里――母のようなその人に

講師紹介

柴田 まさみ
(敬愛大学生涯学習講師 株式会社歴史と文化の研究所客員研究員)
大東文化大学大学院文学研究科 日本文学専攻 前期博士課程修了
大学院在籍中から文系科目の学習塾講師を務める。
大学院修了後、株式会社カルチャー、八州学園大学公開講座講師として活躍。
特に「更級日記」に関する研究論文を多く執筆。

柴田 まさみ