いざ鎌倉へ、女の旅路 『十六夜日記』をひも解く

基本内容

受付終了

講座番号
04C17
開催日
2022/08/03(水)2022/08/24(水)
回数
全3回
受付終了日
2022/07/21(木)
定員
10名
時間
15:40~17:10
分野
教養を高める
受講料(割引受講料)
5,700円 (5,130円)
開催期
前期
キャンパス
稲毛駅前センター

講座内容

『十六夜(いざよい)日記』は、鎌倉時代前期に記された阿仏尼という女性の手による日記文学です。彼女は定家の三男・為家の側室となりますが、やがて夫の死後、正妻との子・為氏と我が子・為相との間に相続問題が勃発、彼女は母としてこのことを訴えるべく、幕府のある鎌倉へ旅立つのでした。本講座では、強き母・阿仏尼の人生を振り返りつつ、鎌倉までの旅路やその滞在記事を読み解き、在りし日の鎌倉に思いを馳せます。

スケジュール

開講年月日 講義内容
1 2022/08/03 いざ鎌倉へ、富士山たぎる東海道の旅
2 2022/08/10 歌でつづる東国の世界
3 2022/08/24 母は強し――まとめに代えて

講師紹介

柴田 まさみ
(敬愛大学生涯学習講師 株式会社歴史と文化の研究所客員研究員)
大東文化大学大学院文学研究科 日本文学専攻 前期博士課程修了
大学院在籍中から文系科目の学習塾講師を務める。
大学院修了後、株式会社カルチャー、八州学園大学公開講座講師として活躍。
特に「更級日記」に関する研究論文を多く執筆。

柴田 まさみ