『源氏物語』と『蜻蛉日記』〜ヒロインたちのリアルな女心を創作する原点は?

基本内容

受付終了

講座番号
05C20
開催日
2023/06/05(月)2023/07/03(月)
回数
全3回
受付終了日
2023/05/24(水)
定員
12名
時間
15:00~16:30
分野
教養を高める
受講料(割引受講料)
5,874円 (5,287円)
開催期
前期
キャンパス
稲毛駅前センター

講座内容

夕顔、藤壷、六条御息所、紫上――『源氏物語』を彩るヒロインたちを、紫式部は如何にして創作したのでしょうか。
そのヒントが、道綱母と夫の兼家との夫婦生活と赤裸々に綴られた『蜻蛉日記』などの、女心が原動力となって書き記された女流日記文学にあります。
本講座では、儚くも強く生きた『源氏物語』のヒロインたちが如何にして誕生したのか、女心の告白録と言ってもいい
『蜻蛉日記』や『紫式部日記』とのかかわりから、その謎に迫ります。


授業スケジュールは、進み具合によって変更する場合があります。

スケジュール

開講年月日 講義内容
1 2023/06/05 『源氏物語』と『蜻蛉日記』の「はかなし」
2 2023/06/19 六条御息所という女心
3 2023/07/03 紫式部の観察眼とヒロインたち

講師紹介

柴田 まさみ
(敬愛大学生涯学習講師 株式会社歴史と文化の研究所客員研究員)
大東文化大学大学院文学研究科 日本文学専攻 前期博士課程修了
大学院在籍中から文系科目の学習塾講師を務める。
大学院修了後、株式会社カルチャー、八州学園大学公開講座講師として活躍。
特に「更級日記」に関する研究論文を多く執筆。

柴田 まさみ