「中国をどう理解し、向き合うか」2023年秋期クラス

基本内容

受付終了

講座番号
05FC7
開催日
2023/11/04(土)2023/12/16(土)
回数
全3回
受付終了日
2023/10/23(月)
定員
12名
時間
13:30~15:00
分野
教養を高める
受講料(割引受講料)
5,874円 (5,287円)
開催期
後期
キャンパス
稲毛駅前センター

講座内容

中華文明は,城壁内の治安維持と表意文字に異民族が集まる交易で繁栄。モンゴル帝国は大陸を横断する市場統合で交易を大発展させ,中世の暗黒から西欧を覚醒させて世界征服へ向かわせ,ロシア帝国を生んだ。中国は今,対立・混乱する自由民主主義に優るとして米国との体制間競争を挑んでいるが,一党独裁体制が人々を幸福にするのか疑問も膨らんでいる。そこで,1万6500年もの戦争のない定住生活を送った縄文人が,水稲を伝えた長江人,律令国家の礎を伝えた渡来人を受容・共生してきた日本の利他主義,「敬天愛人」思想が世界を救うのではないかという可能性を考える。


授業スケジュールは、国際情勢や経済状況により変更する場合があります。

スケジュール

開講年月日 講義内容
1 2023/11/04 中華文明の成立ち:黄河文明と長江文明、始皇帝と漢代の儒教が確立した広域市場の専制統治システム
2 2023/12/02 経済発展の要因:市場経済化と投資による経済成長、不動産バブル崩壊と金融リスク、技術革新が鍵
3 2023/12/16 世界の混沌と日本の道:近現代史をどう認識するか、何が対立しているのか,日本が目指すべき道

講師紹介

藪内 正樹
(敬愛大学 経済学部 教授)
東京大学工学部原子力工学科卒業後、日本貿易振興機構(JETRO)に入構。
香港大学で中国語(標準語)の研修のほか、北京事務所員、大連事務所長、上海事務所長、海外調査部長、上席主任調査研究員等を務める。
平成26年4月より、本学にて中国ビジネス論、世界の流通産業 、医療と健康の経済学、地域企業経営論等の講義を担当。
インタビュー記事
http://juken.u-keiai.ac.jp/keiaijin/45626/

藪内 正樹